ネットとアナログの融合で商売繁盛 【1】=米満和彦

ネットとアナログの融合で商売繁盛 【1】=米満和彦

 はじめまして。闘う販促デザイナー・米満和彦です。

 今回から「ネットとアナログの融合で商売繁盛!」と題して、このコラムを執筆させていただきます。短い期間ですが、よろしくお願いします。

 第1回目ということで、まず最初に私の独立した頃の話をさせていただきます。15年前、私はデザイン会社として独立起業しました。独立当初は、福岡の中心部を飛び込み営業し続けました。しかし、なかなか受注できません。

 そんなある日、新聞のある小さな記事が目に留まりました。それは「メールマガジン」に関する記事。メルマガの誕生は、当時とても画期的なことでした。

 自分で書いた文章を世の中の人々に一斉配信できる!しかも、そのメルマガで収入を得ることもできると書かれてありました。そこで早速、私はメルマガを創刊させることにしました。

 メルマガ配信スタンドの「まぐまぐ」に登録すると、まぐまぐが発行する「まぐまぐ総合版」に紹介され、どんどん読者が増えていきました。結果的に数日間で約2,000名もの読者を獲得することができました。

 今ではこのようなことは起こりませんが、まだメルマガが珍しい時代だったため、そのような現象が起きたのです。そこで、営業の場面において、私は2つの作戦を実行しました。1つ目は「ニュースレター」の発行です。

 ニュースレターとは、個人や会社、お店が発行する新聞形式の読み物ツールです。チラシなどの売り込みツールではなく、会社やお店のこだわり情報などを掲載する古典的な販促ツールです。

 なぜ、ニュースレターを発行したのか?といいますと、仕事を受注できない最大の要因が「信頼感の欠如」であることに気づいたからです。

 営業の世界では「商品を売る前に人を売れ」という言葉があります。どのようなビジネスにおいても、その最大のボトルネックは「信頼感」なのです。

 人は「信頼できない人」からは絶対に商品を買いません。逆に、「信頼できる人」からは多少高額な商品でも買います。この「信頼感」を構築するために、ニュースレターは最高の販促ツールでした。

 私はせっせとニュースレターに「個人的な話」を書いて見込み客の担当者に手渡していきました。すると、「信頼感」と共に「親近感」も感じてくれるようになりました。

 さらに、名刺の裏側にメルマガのバックナンバーのURLを記載して配りました。これが2つ目の作戦です。

 結果、ニュースレターで「信頼感」と「親近感」を、メルマガで「仕事における信頼感」を得ることができました。まさに「ネットとアナログの融合」です。これを機に、どんどん仕事を受注できるようになりました。

 それでは次回は、「ニュースレター」を事業化した頃の話をさせていただきます。お楽しみに。

米満和彦

1969年鹿児島市生まれ。鹿児島大学卒業後、西日本最大手の印刷会社㈱ゼネラルアサヒ入社。2001年4月独立起業。美容室・飲食店を中心とした中小店舗・企業の販促支援を行なっている。小さな店の最大の武器である「人」「情熱」を最も的確に訴求できる販促ツール・ニュースレター作成・指導の第一人者として、全国規模で【売れるニュースレター作成支援サービス】を展開し、300以上の店が導入している他、ポストカード専門店clipyを運営している。 主な著書に、『ひと味違う販促企画アイデア集』『0円販促を成功させる5つの法則』『不景気でも儲かり続ける店がしていること』『最新版 売れる&儲かる!ニュースレター販促術』(以上、同文舘出版)がある。

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